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OLYMPUS PEN F [カメラ]

このカメラは叔父から譲り受けたカメラです。

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この OLYMPUS PEN F は1963年に発売されたハーフサイズの一眼レフカメラです。

ハーフサイズというのはフィルムの1コマ(36mm×24mm)を縦に半分にした大きさで写真が撮影されます。つまり24枚撮りフィルムで48枚撮影することができる訳です。得した気分です。

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そして、縦に半分という事は普通に構えて撮影すると「縦」の写真になります。カメラの裏蓋を開けてみると縦長のシャッター膜がみえます。これチタン製です。通常のフォーカルプレーンシャッターは横方向や縦方向に数枚のシャッター膜を移動させていますが、PENの場合は扇形の膜(板?)を回転させてシャッターを切っています。

他の特徴としては、「2回巻上げ」があります。これは巻き上げレバーの巻き上げ角度が少ないため、2回の巻上げ動作で、フィルム送りとシャッターチャージを行っているからです。

今所有しているレンズは写真に写っている、38mm F1.8の1本だけです。譲り受けて試し撮りをしてみるとファインダーではピントが合っているのに現像してみると何故かピントが甘い状態でしたので、オーバーホールをしています。

このPENは露出計がついていません。 別売で専用の露出計が用意されています。

軍艦部はシンプルでシャッターボタンしかありません。シャッタースピードはボディー前面にあるダイヤルで設定します。露出計はこのダイヤルに取り付けて使用します。

シャッタースピードを変更すると適正な露出値を表示してくれるのでレンズの絞りをその値に合わせます。下の写真の場合は、シャッタースピード1/250秒、絞り11となります。

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このカメラも5年近く防湿庫で休眠状態です。シャッターを切った感じでは、動作に問題がなさそうなので撮影に連れ出してみようと思います。

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